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新課程初年度

ご存知の通り、今年の高3の学年から新教育課程下の入試が始まります。
理系教科についていくつか注意点・気になる点をまとめます。
 
■共通テスト
・数学IA
 仮説検定や期待値などが増え、逆に整数が消滅し、選択の余地はなくなりますが、大きな変更点はありません。
 70分で解き切れるよう、演習が重要です。
・数学IIBC
 数IIは変化なし。数BCは、数列、統計、ベクトル、平面上の曲線と複素数平面から3問選択。60分→70分。
 選択問題について授業内で生徒に聞いてみたところ、理系の生徒は統計ではなく曲線・複素数平面を選択するつもりだという
 生徒のほうが多数派でした。個人的に特に異論はありません。
・情報I
 現役生は、配点の高い他教科に比べ、情報は対策が追い付いていない、時間をかけられない生徒が多いかと思います。
 東海地方の国公立大は、情報の配点が共テ全体の5%程度の大学が多いですが、
 名古屋市立大や愛知県立大のごく一部で配点の高い学部・学科があります。
 優先順位を間違えないようにしてください。

■一般入試・二次試験
 数Bの統計を出題範囲外とする大学がそれなりにあります。
 受験する大学の募集要項などでしっかりと確認してください。
 
現役生は共テの出願準備中だと思います。
イヤホンがうまく着けられない、ぽろっと外れてしまうという生徒は、ヘッドホンで受験できますので、
不適合措置の申請を忘れずに。
 
不明点は必ず相談してください。

安藤靖史先生

この記事を書いた人

安藤靖史先生

大阪で8年、EISUゼミナール高等部で13年間、高校生・大学受験を専門に指導してきた生粋の予備校講師。数学・物理などの理系科目を担当。深い知識や経験に裏打ちされた集団授業、丁寧な質問対応、生徒の将来を見据えた進路指導に定評がある。
趣味は旅行とツーリングで、お気に入りの温泉宿が全国にある。
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