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diary

人工知能って・・・。①

皆さんこんにちは。
Good大府校の松藤です。

色々なところで今話題の人工知能(AI)ですが、
奥村先生はしっかりと使いこなしているようです。
(さすが情報系の先生です。)

しかし、人工知能ってメリットだけでしょうか?
人工知能のデメリットについて皆さんどのくらい認識できているでしょうか。
中3国語で人工知能のメリット・デメリットを批評している内容が出てきますが、
皆さんは人工知能のデメリットをどのように考えますか?

ここからは松藤なりの人工知能のデメリットを挙げていこうと思います。
簡単にまとめると、
①責任の所在はどこへ?
②人工知能の学習方法について (トロッコ問題)
③権利の保護は?
この3つが人工知能が持っているデメリット・問題点だと考えています。
なお、松藤は人工知能についてはかなり賛成派なのでその点を考慮してください。
(言い換えれば、このデメリットがなくなればもっと社会に浸透しやすくなるだろうと思っています。)

 

責任の所在は何処へ?
※責任と書きましたが、ここでは主に賠償責任を扱います。
人工知能は様々なところに使用され始めていますが、現在人工知能を用いた社会実験として
”自動運転”が挙げられます。
自動運転にもレベルが定義されており、

  • レベル0 運転自動化なし   → 人が頑張って運転をする車。
  • レベル1 運転支援      → アクセル・ブレーキ・ハンドルのうち1つを自動化する車。
  • レベル2 部分運転自動化   → 上記を複数自動化(自動での進路変更など)する車。
  • レベル3 条件付き運転自動化 → 機械が状況を判断し、運転をする車。ただし、運転者が最終的な判断をする。
  • レベル4 高度運転自動化   → 現在福井県永平寺町で実証実験中(後述)
  • レベル5 完全運転自動化   → 頑張って開発中…。

となっています。
レベル2までは色々な市販車に、レベル3はHondaのLegendにのみ現在搭載されている機能です。
Hondaの自動運転技術は本当にすごいです!)

事故をした場合レベル0~2は運転している人の責任になります。
しかし、レベル3以上になると話が複雑になる&法整備が追い付いていない状態です。
自動運転車による事故が起きた際、原因として
ⅰ.運転者の不注意・整備不良
※レベル3の自動運転システム搭載車かつ外部環境が一定条件を満たせばながら運転はOKとなります。
ⅱ.システムの不良 (製造時のエラー)
ⅲ.外部からのハッキング等によるシステムの不良
の3つに大分できます。
このうちⅱまたはⅲになった際、誰が責任を負うのか?という問題があります。
現在ⅱ、ⅲの場合も車の所有者が賠償の責任を負うことになっています。
自賠責法と呼ばれる法律が根拠になっていますが、皆さんが車の所有者だとして納得できますか?

 

また、現在の法律ではレベル4・5の自動運転に対する法整備が全く進んでいません。
レベル4・5の自動運転が今後導入されることでどのような事故が発生するか予見をすることが
今まで以上に困難になると予想されます。
その中でどのように法律を作るのか?が1つ注目するポイントと言えそうです。 【中3公民で法律関連習いましたね!】

ちなみに、永平寺町では現在レベル4の自動運転の社会実験を実施していますが、つい最近事故が起きてしまいました。
自動運転とうたっていますが実際はモニタールームがあり、人間が見張っている状態だそうです。
今回の事故は次で触れる②人工知能の学習方法にもかかわってくる話が出てきます。

 

責任の所在という内容だけでこの文章量・・・。
ちょっとした読解にもってこいですね。
次の投稿で②人工知能の学習方法について詳しく言及していきます。

最後まで読んだ人、お疲れ様でした。

松藤基矢先生

この記事を書いた人

松藤基矢先生

愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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