2016.02.04
今年は南南東でした
Good東海荒尾校の早川です。
昨日は節分ということでみんなは豆を投げたり、恵方巻を食べたりしたと思います。
【季「節」を「分」ける】と書くように節分の翌日は
【「春」が「立」つ】と書いて「立春」と呼ばれ、
実は今日から暦の上では春になっています。
春(2月~4月)夏(5月~7月)秋(8月~10月)冬(11月~1月)
現在の感覚からは少しズレがあるように感じるでしょう。
一方で、新年に「迎春」や「新春」という言葉を耳にしたことがあると思います。
1月に「春」ということに違和感を感じませんでしたか?
実は、これは江戸時代以前に使われていた旧暦を元に分類されており、
短歌や俳句を勉強している時に出てきた「季語」もこれと同じ基準になっています。
「初夢」や「初日の出」が春の季語、「七夕」や「盆踊り」が秋の季語となっているため、
現在の感覚で季節を答えて間違えた経験があると思います。
旧暦基準の季語では、春(1月~3月)夏(4月~6月)秋(7月~9月)冬(10月~12月)となっているので、
国語の勉強で旧暦を使っていた頃の短歌や俳句を扱うときにはこの季節のズレに注意してください。
この記事を書いた人
早川博規先生
地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。
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