2023.01.25
神様、仏様、菅原道真様
こんにちは、Goodの早川です。
1月25日は、「左遷の日」です。
左遷とは「それまでよりも低い役職・地位におとすこと」をいいます。
あまり良い言葉ではないですが、このきっかけとなった出来事にはある人物が大きくかかわっています。
それは、「菅原道真」という人物です。
菅原道真は、平安時代の貴族で右大臣というとても位の高い役職についていたとても頭の良い人物で
遣唐使の廃止に大きく関わっており、国風文化が成立するきっかけになった人物です。
しかし、この菅原道真を妬んでいた人物によって、平安京のある京都から九州の大宰府に左遷させられてしまいました。
その後、菅原道真は都に戻ることなく亡くなってしまいました。
これだけ見ると、歴史上の出来事の1つなのですが、
実はこの菅原道真という人物は今のみんな、特に受験生には有難い人物となっています。
今みんな勉強机やカバンの中に「大宰府」や「〇〇天満宮」や「〇〇天神」などの学業や合格祈願の御守りがありませんか?
実はこれらの神社の神様が菅原道真なのです。
菅原道真は亡くなった後に色々とあって神様として祭られる様になりました。
そして、菅原道真がとても頭の良かった人物であることから学問の神様としてあがめられるようになりました。
さて、公立高校入試まで一か月をきりました。
神様にお祈りすることも大事かもしれませんが、
残りの期間で出来ることを精一杯行って、後悔のない受験にしましょう。
この記事を書いた人
早川博規先生
地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。
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