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diary

6月のお話

こんにちは! Good成岩校の川崎です!

ここのところ、毎日雨で何かスッキリしない日が続きますが、梅雨が開ければ暑い暑い夏がやってきます。

そんな6月は陰暦では「水無月」、英語では「June」と表します。今日はそんな言葉の話をします!

水無月は「みなづき」と読みます。こんなにジメジメしていて雨が多いのに、どーして水が無い月なの?って思う人も多いかと思います。実はこの言葉の由来には様々な諸説があって、まったく逆の解釈が混在しているのは面白いところです。

ひとつは、水無月の「無(な)」が「の」にあたる連体助詞だという説。水が「無い」わけではなく「水の月」であることを意味する、という説です。梅雨明けにあたる陰暦6月が、田に水を引く時期であったことから「水無月(みなづき)」と呼ばれた、という解釈です。

これに対して、水が無いから「水無月」だとする説もあります。田に水を引くため、それ以外の水が無いという説や、暑さで水が干上がってしまうから水が無い「水無月」だという説などです。

一方英語名である「June」はローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られました。ヨーロッパでは雨も少なく過ごしやすいのが6月で、ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるとまでいわれています。

こうしてみると、言葉ひとつにしてもその地に応じた様々な状況からできているのですね。ただ学習上、「暗記だー暗記だー」と勉強しても中々に大変です。全ての言葉にはこうした由来や理由があります!こうした事を理解することが、少しは暗記を楽にさせるのではないでしょうか??

いよいよ期末テストです。頑張りましょうね!

川崎健太先生

この記事を書いた人

川崎健太先生

兵庫県出身。情に厚く、生徒に真正面からぶちあたって、ともに泣きともに笑いあう兄貴分気質。わかりやすくおもしろい関西弁の集団授業で生徒たちから好評を得ている。
大学時代はアメフト部に所属し、留学の経験もあり、実はサックスの演奏ができるなど、文武両道、多彩な一面もある。
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