2021.06.19
外国人は肩が凝らない!?
皆さんこんにちは!!
もうすぐ各中学校・高校で定期テストが始まります。
まずは全部解答を埋めること、そして見直しをしっかりする。
私が中学校から定期テストで実践していたことです。
最後まで自己ベストを狙って頑張ろう!!
勉強を頑張ると少し肩が凝りますよね??
(みんな若いからまだないかな?)
日本人である私も肩こりに悩まされていますが、
外国人は肩こりはないそうです。
うらやましいですよね。
ただ、肩がこるのと似た表現として英語では“stiff neck“という言葉があります。
neck は首という単語です。
直訳すると”首が固い”という意味です。
つまり、同じ症状でも日本では肩の症状としてとらえていますが、
一方、外国では首の症状としてとらえられています。
凝るという言葉は明治以前にもありましたが、
肩が凝るの表現を広めたのは夏目漱石だそうです。
もともと江戸時代の文献にあった「肩がこる」の用法を
夏目漱石の『門』の一節で
…指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し脊中へ寄つた局部が、石の様に凝つてゐた
とあるようにここで肩のこりについて言及しています。
この『門』が発表された後、国語辞典にもこの用法が載り
現在に至るというわけです。
同じ症状を違う部位で表現しているのが少し面白いですよね?
今日は文化・言葉の違いについてまとめましたが、ほかにもいろいろあると思うので
興味のある人は一度調べてみてください!!
(もちろん今はテストに集中してね!!)
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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