2020.07.21
助動詞を味方につけろ!! Part3
皆さんこんにちは!!
ついに、遂に…
夏期講習が始まりました!!
夏はめっちゃ暑くだるい~って感じるかもしれませんが、
教室はクーラーでヒンヤリしています。
涼しい教室でお待ちしています!!
ということで、今日は英語の助動詞について Part3です!!
前回は推量についてやりました。
今回は、~してもいい?の文章についてです。
Can I ~? 、 Can you ~ ?、Could you~?、Will you ~?、Would you~?の違いについて触れていきます!!
●Can I ~?
この文は~してもよいですか?の文章ですね。
早速例文を見てみましょう。
例) Can I open the window ?
このCan I ~?については“自分で動くこと”に対しての許可を求める際に利用します。
今回の例の場合、(自分で窓を開けるけど、)窓を開けてもいい?のニュアンスになります。
※Could I ~?について。
基本的に英語の助動詞は依頼の場合、現在形は親しい人向け、過去形は丁寧と覚えてください!!
その為、Could I ~?は自分で動くことがはばかられる状況で用いることが多いです。
例えば、人の家にいるときに冷蔵庫から物を取る際にはCan I ~?よりもCould I~?
のほうが適しています。
●Can you ~ ?
canには~できるの意味合いがあります。
その為、直訳ではあなたは~できますか? ⇒ (能力/状況を見て) ~お願いできる? となっています。
Can you ~ ?については相手がYesと答えてくれるかどうかわからない際に用いることが多いです。
例文を何個か見てみましょう。
例)
Can you tell me how far it is to the station from this office?
オフィスから駅までどのくらいか、教えて頂けますか?(行き方が分かるかどうか)
Can you come to my office for 2 o’clock?
2時のオフィスに来られますか?(都合が良いかどうか)
Can you provide me with more information?
もう少し情報を貰えますか?(情報があれば/開示できるなら)
この3つとも人によってはNo!とかI don’t know.と返す可能性も考えられる状況ですよね。
その為、Can you ~?に関しては相手にNoといわれるかもしれないと覚悟して聞いている状況です。
●Could you ~ ?
先ほどのCan you ~ ?は同級生の会話のイメージです。
それに対しCould you ~?はビジネスシーンでも用いられる丁寧な表現です。
目上の人、改まった場面ではCan you~?でなくCould you~?を使うようにしましょう。
●Will you ~ ?
willには意志のニュアンスが入っています。
そのため、Will you ~ ?は、~する気持ちはあるか?という訳になります。
その為、Will you~?は相手にNoと言わせない聞き方です。
言い換えれば、建前で聞いている感じですね。(怖いですよね…)
例文で確認してみましょう。
例)
The line’s engaged. Will you hold?
話し中です。お待ち頂けますか。
この文章には、お待ちいただけますか?とありますが
お待ちいただけますか?(当然待ってくれるよね)というニュアンスがこめられています。
●Would you ~?
それに対して、Would you ~ ?は、~する気持ちはありますか?と相手に寄り添う聞き方になっています。
相手にその気があるかをきちんと確かめて聞いています。
(Will you ~ ?は相手の意志関係なく~できるよね?(圧)のイメージですね。)
与太話になりますが、僕と結婚しませんか?をそれぞれに当てはめてみるとニュアンスがガラッと変わります。
●Can you marry me ? ⇒ 彼女がYesと言うか自信がない。女子によっては意気地なしに見えてしまうかも。
●Could you marry me? ⇒ 初対面の人に対し結婚の申し込みをしているイメージ。
●Will you marry me? ⇒ 結婚してくれるよね?絶対Yesだよね?
●Would you marry me? ⇒ 彼女側が良ければなんだけど、結婚しない?
というように先頭の単語を変えただけで意味合いがガラッと変わりましたよね!?
ここに助動詞の面白さがあります!!
今回は長くなりましたがここまで!!
Have a good day!!
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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