2020.06.05
確実に体重を減らす為には… (1/2)
皆さんこんにちは!!
学生の皆さんは体重を1年に1回は健康診断で測ると思います。
皆さんは健康診断は好きですか?
私は健康診断が好きです。
小学校の頃、身長測る際にバレないようにかかとを浮かしていた覚えがあります。(マネしないでね!!)
そんな健康診断ですが、実は法律で必ずやりなさいと明記されています。
(学校保健安全法 第2章 第13条より)
だいぶ話が逸れてしまいましたね…。
今回のタイトルは『体重を減らす』とありますが、ダイエット企画ではございません!!!
※私は成長期の皆さんにはダイエットをお勧めしません。
しっかりと食べてよく寝ることを続けてください!!(勿論勉強もやってね!!)
学校で習った知識を応用して体重計の表示の㎏数を落とそう!!という企画です。
今回の応用する知識は中学生なら数学のベクトルと理科第1分野の力のつり合いです。
高校生は物理基礎の内容になります。
そもそも体重計は何の数値を測っているか知っていますか?
え、体重じゃないの?って声が聞こえてきそうですがその説明だと15点です。
解説していきます。
絵の中に地面に置かれた体重計と、50㎏の棒人間があります。
体重計の中には数字が表示されています。
棒人間が体重計の上に乗ります。
この時の体重計の数値は50㎏を表しています。
では、この時の力のつり合いについて考えてみます。
ここでポイントなのは、棒人間は止まっていることです。
皆さんは下向きに重力というものを受けて生活しています。
基本的に物が止まっているという状態は
1. そもそも物に何も力がかかっていない場合
2. 力がかかっているもののお互い打ち消しあっている場合
があります。
今回の場合2のパターンですね。
1のパターンは宇宙空間が該当します。
宇宙には重力がないのと、宇宙空間で物体が接していないから物がぷかぷか浮くのです。
また脱線してしまいましたね。
話を地球に戻しましょう。
地球上では棒人間の体重と???の力が同じなので釣り合うわけです。
???って何って思う人が多数いると思います。
???は垂直抗力といいます。
この垂直抗力が今回のキーワードであり、体重計の数値の張本人です。
垂直抗力は地面・斜面に接している際に必ず受ける力です。
この力は地面・斜面に対して90度を必ず保っています。(実はこれが後のヒントですヨ!!)
今回のまとめ
1. 体重計が表示している数値は垂直抗力の力
2. 物体が動かないときは力が釣り合っている状態(地球)
3.垂直抗力は地面に対して90度に働く
この3つが今回と次回の話で重要になっていきます!!
※本当は質量と重さの違い等触れないといけないことはたくさんありますが、割愛します。
次の記事では実際に体重の表示を減らす方法について教えたいと思います!!
学校生活が始まりました。ここから勉強の遅れを取り戻していこう!!
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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