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桃鉄から現代の社会について考えてみる。

皆さんこんにちは!
4月に入り急に暖かくなってきましたね。
急いで冬服をしまって、布団も冬物から取り換えて…
と忙しい1週間でした。

話は変わりますが、皆さんは桃鉄をやったことがありますか?
1988年から続く大ヒットシリーズです。
目的地の駅に向かいながら色マス※や
(※青マスで収入、赤マスで支出、黄色マスはカード系がもらえる)
色んなイベントがあり、貧乏神に取りつかれないように立ち回る面白さがあります。
今回はそんな桃鉄から学べる現代の社会について書いてみようと思います。

①不労所得
桃鉄では各年度の3月末に決算として『”物件購入金額×収益率”の合計』を現金で受け取ります。
この年1回の決算があるから翌年度も桃鉄で買い占めができるわけですが、
これは現実世界では株の配当金として考えることができます。
簡単に言えば、株を買っておいて会社の業績が良ければ(※会社によって例外もあり)
利益に応じて分配するといったものです。
働かなくても手に入るお金≒不労所得のイメージですね。

②現金化のリスク
桃鉄ではスリの銀二と呼ばれるキャラクターがいます。
スリの銀二に出会うと所持金の25%~100%を持ち逃げされてしまう
中々悪いキャラクターです。(アイテム等で対策も可能。)
銀二に会った時の被害を抑える方法として、
駅で物件を買いまくって所持金を少なくするという方法があります。
(※総資産は変わりません。)
現金を物件に変えることで現実世界でいうなら
紙幣の盗難、火災での消失、紛失などのリスクを下げることができます。

③分散投資
桃鉄は全国の駅物件を買うことができますが、
ここで投資先を1地区に集めた場合と各地に分散した場合では
分散したほうが、キングボンビーのデストロイ号ポコンの悪行※にあった際に、
ダメージが少ないですよね?
(※桃鉄を知らない人は、買った物件がタダで売り飛ばされるとイメージしてください。)
1か所に100万円預けているのと、
100か所に1万円預けているのでは、
預け額の合計はどちらも100万円ですが、
万が一1か所が強盗等で盗難された場合、
1か所にしか預けていないのであれば0円に、
100か所に預けていれば99万円になりますよね。
このように分散投資をすることで、
万が一が起きた際のリスクを減らすことができます。

まだまだほかにも
・鉄道のビジネスモデル
→鉄道会社は鉄道だけでなく、百貨店やバス、マンション経営なども実はしている
・各都道府県の大都市の地名と特産品
・歴史の偉人の出身地(Switch版のみ)
など、桃鉄から学べる事はいろいろあります。
皆さんもゲームはただやるのではなく、
このように勉強と結びつけることで定着したりより興味がわくので、
(たまにの息抜きで!)やってみるのもいいかもしれません。

松藤基矢先生

この記事を書いた人

松藤基矢先生

愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。 趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。 ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。 ▶この講師のブログへ

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