2022.09.20
一家?
皆さんこんにちは。
月曜日の台風14号はすごかったですね。
全校舎休校となってしまいましたが、自宅で勉強はできましたか?
もしかしたら、雨の音や風の音がすごくて集中できなかった人もいるかもしれません。
テストが近いので、分からないところがあったら積極的に質問しに来てくださいね!!
今回は、”台風”にスポットを当てようと思います。
皆さんは”たいふういっか”という言葉は聞いたことありますか?
台風一家ではなく、台風一過です。
台風一過は台風が過ぎた後の晴天を指します。
転じて、騒動が収まって落ち着いたときにも使用されるようになりました。
そんな台風一過のメカニズムを今日は解説していきます。
1.そもそも台風ってどう発生するの?
台風の発生するメカニズムとして、
➀熱帯の海水が暖められて水蒸気がたくさん発生する
➁その水蒸気が上昇気流を作りながら渦を発生させる
➂➁が続くと積乱雲になり、大きな渦が発生し熱帯低気圧→台風に変化
大雑把に書いてしまいましたが、大まかなメカニズムとしてはこの流れです。
ポイントは、雲ができる過程で水蒸気が水粒に変化するため
(高度が上がる=冷える→水蒸気が液体になりやすい)
液体に変化した際、熱を放出してまわりの空気を温めることで規模が大きくなります。
2.台風一過が起こるわけ
台風は上昇気流が雲を巻き込むことで発生し、成長するものです。
台風は巨大な低気圧であるので、上昇気流を起こしながら
「気圧の谷」と呼ばれる高気圧の間を進んでいきます。
高気圧は下降気流が発生しており、雲が発生しにくいため晴れが多いです。
3.台風はなぜ夏場にやってくる?
その理由は、”気温が高いほうが水蒸気の発生が多くなる→台風ができやすくなる”から!
台風の発生メカニズムの①で海水が暖められる必要があり、
海水の温度が上がる夏=台風のシーズンとなります。
日常的なものや、何気ないものにも因果(原因と結果)があります。
一度自分の興味持ったものを調べてみると、新たな発見があるかもしれませんね。
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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