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7月22日は何の日

7月22日は「下駄の日」です。
下駄を生産する業者などで結成された全国木製はきもの業組合連合会が制定したもので、日付の「7」は下駄を作るときの寸法に「7寸7分」という数字が使われたことから来ているのと、「22」は下駄で歩くとその跡が「二」に見えることから来ているそうです。下駄のよさを見直してもらうことが目的で制定されました。
ちなみに、1寸(すん)は約3.03cm、1分(ぶ)は約0.303cmで、7寸7分≒23.331cmと計算でき、下駄の寸法とされる7寸7分は約23.3cmだそうです。
下駄(げた)は、日本の伝統的な履物で、「下」は地面を意味し、「駄」は履物を意味します。その呼び名は戦国時代に成立したと推測され、それ以前は「足下(あしした)」を意味する「アシダ」と呼ばれていたそうです。
道路が舗装されていなかった時代には、雨などが降って道がぬかるむと、草履などでは、ぬかるみに足が埋まってしまったが、高さのある下駄は、ぬかるみに埋まりにくかったため重宝されたそうです。
現在では下駄は祭りや花火の日に浴衣姿で歩く場合や、温泉街の街歩きなどに使用される光景が見られます。
下駄に由来するものとして、履物を収納する家具の「下駄箱(げたばこ)」があります。今では下駄が一般的な履物でなくなっていますが、名称だけは現在に至るまで残っているのは面白いですね。また、寿司を盛る木製の台を「寿司下駄(すしげた)」と呼ぶそうですよ。
また次回の「何の日」でお会いしましょう!

相馬壮志先生

この記事を書いた人

相馬壮志先生

半田市出身。EISUゼミナール乙川校では社会を担当。大学在学中は保健体育の教員を志していたが、教育の喜びは私塾にこそある、と思い、現在は一人でも多くの生徒の成績を上げれるよう日々精進している。「今日もいい日だ!」をモットーに毎日元気に授業を実施。趣味はゲームとライブに行くこと!
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