2024.12.13
今日は何の日
12月13日は「双子の日」
1874年(明治7年)のこの日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出されたそうです。
それまでは、後に産まれた子を兄・姉、先に産まれた子を弟・妹とする地方や慣習があったそうです。
これは「兄(姉)ならば先に母の中に入ったので奥にいるはずであり、後から出てくるはず」、「弟(妹)が兄(姉)を守るため、先に露払いとして出てくる」などの考え方が、江戸時代から明治時代初期にあったため。今考えるとすごく変な感じがしますね。現在は戸籍法により、出生届出・出生証明書に産まれた順で記載することが定められています。
双子(双生児)は、受胎時の受精卵の数により、一卵性双生児と二卵性双生児に大別されるそうです。一卵性双生児は、一つの受精卵(卵子)が分裂(多胚化)して生れます。二卵性双生児は、何らかの原因によって二つの卵子が排出(多排卵)され、それぞれ別の精子と受精して生まれます。
古来より人種に関わりなく、1000組(1000分娩)に4組の割合で一卵性双生児が誕生するといわれています。一方、二卵性双生児の出生頻度は人種間・地域間・民族間の違いが大きいです。双生児の出生頻度から見ると、一卵性双生児が誕生する際の多胚化の発生機序に、何らかの遺伝的要素が関係する可能性も近年では指摘されているそうです。
では次回の今日は何の日でお会いしましょう!さようなら~
この記事を書いた人
相馬壮志先生
半田市出身。EISUゼミナール乙川校では社会を担当。大学在学中は保健体育の教員を志していたが、教育の喜びは私塾にこそある、と思い、現在は一人でも多くの生徒の成績を上げれるよう日々精進している。「今日もいい日だ!」をモットーに毎日元気に授業を実施。趣味はゲームとライブに行くこと!
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