2022.12.21
君だけのアビリティを育てよう!
こんにちは、Good成岩校の田中です。
いや~、最近めちゃくちゃ寒いですね。。。
私は、見ていただければわかる通り、人一倍着ぐるみのような衣を羽織っているので、
熱いよりは寒い、夏よりは断然冬が好きです。
さて、今日は、「自分のアビリティ」についてお話ししようと思います。
「得意」と「苦手」、知っていますか?
突然ですが、みなさんは他のみんなと比べて「何ができて」「何ができない」ですか?
私自身は、元デザイナー兼イラストレーターということもあり、絵をかくのが上手です。
また、おしゃべりするのが上手です。
そして、それは同時に話を組み立てるのが上手ということにつながります。
演劇部でシナリオ書いていた時期もありましたし。
さらに、古代史や日本神話、神社や都市伝説みたいなのにもちょっと詳しいです。
あと、朝起きるのが得意です。
一方で、掃除や片付け、じっとしていることや単純作業も苦手です。
忘れ物も小さい頃から多かったなぁ…
…という具合に、みなさんは、みなさん自身のこと、分かっていますか?
「好き」を育てて得意にする
よく「好き」を仕事にすると後悔する、ということを聞きます。
でも、私は思うんです。
仕事をするうえで、「好き」は非常に役に立つ。
前回のブログで、楽しむスキルについてお話ししましたが、そこにも通じます。
「好きこそものの上手なれ」といいますが、
好きだからこそ、人より上手になりましょう。
これが、プライドにつながり、自信につながり、ひいてはアイデンティティにつながると思うんです。
普段はちゃらんぽらんな人が、ある一定の分野においてはヒーローのように見える、
それがアビリティです。
金子みすゞ氏の「みんな違ってみんないい」という言葉は私自身あまり好きではありませんが、
「みんな違うことが分かれば、みんないい」とは思います。
そうすれば、自分と価値観の違う人でも尊敬できると思いますし、
自分にとってのその価値基準もはっきりしてくるのではないかとも思います。
自分のアビリティを発見しよう
でも、実際は自分自身のことはあまりよくわからない…
わかるわかる、そうですよね?
日本人は謙虚ですから、声を大にして、「私はこれができます」とは言えないですし、
プロを目の前に「できるぜ」って言おうもんなら、おこがましいったらありゃしない…
でも、だれもがみな、
偏差値的には55~60くらいはあるんじゃないかな?というものは持っているのではないでしょうか。
自分で分からなかったら、ぜひぜひ身近な人に聞いてみてください。
自分のいいところは案外自分では見えないものですよ。
でも、「あなたって、面白い顔するときあるよね!」といいところを挙げられても、
そんなつもりがなかったら、それは悪口ですよね?
それはいい所ではあるけれど、「好き」からは遠いですよね。
意見をもらったことで、面白い顔を極めようと思えたなら育てればいいですが、
そうでなければ、そう思われないように気を付ける、というボックスに仕分けましょう。
人は褒められれば調子に乗ります。
また褒められたいからそこを伸ばします。
そうやって個性を伸ばしていくのも手ですね!
生活の中で得意・苦手を考えてみよう
最後に、塾講師らしく「勉強」と結びつけます。
学校の勉強はあらゆる分野にわたって学べます。
もちろん、教科の単元といった「勉強」についてもそうですが、
友達とお話しすることもあれば、先生に質問することも、
部活や委員会、クラス運営や学校行事なんかもあるし、
掃除や給食、登下校や宿題なんかも全部が「勉強」です。
いろいろな部分でいろいろなスキルが必要ですし、
その中で、自分が「何が得意」で「何が苦手」かを考えてみてください。
ちょうど年末ですし、2022年を振り返りながら、自分自身と対話するのもいいのではないでしょうか。
そして、2023年の抱負に、その一つをより極める目標を立てると
いいんじゃないかな、と思います。
Good生のみんなは、担当の先生に「私ってどんないい所があるかな?」と聞いてみてもいいかもですね!
長文、失礼しましたー。
この記事を書いた人
田中俊晃先生
成岩小、成岩中を卒業し、地元半田から次世代を育成することで故郷に恩返しをしたいと考え指導にあたる。気さくで話しかけやすい雰囲気・教室づくりで、生徒・保護者からの相談や質問が絶えない。成績アップの向こう側にある人間力の育成をモットーに生徒に寄り添う。デザイナー兼イラストレーターの経験を持ち、Good・EISUの広報を担当。好きなアーティストはミュシャやクリムトなど。
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